護照

 パスポートの更新をしてみた。有効期限が残り3ヶ月あまりとなったためだ。6ヶ月以上の有効期限がないとインドネシアなどのビザが下りないみたいで、夏休みに行くか行かぬか分からぬものの、更新しておくに如くはなし。パスポート更新で必要なものは現有のパスポート、申請書(領事部に置いてある)、写真1枚、戸籍謄本(抄本)で、戸籍謄本(抄本)は記載事項に変更がなければ省略できると北京の日本大使館領事部のホームページに書いてある。ところが在上海日本国総領事館は在留届を提出していて、氏名、本籍地に変更のない人に限り戸籍謄本(抄本)を省略可能としている。う〜む、在留届を出していないぞ。大丈夫か? 北京に住んでいるので省略可能だと考えよう〜。ということで日本大使館領事部へGo! 
 反日デモで襲撃を受けた日本大使館は建国門付近にあるのだが、ビザなどを取り扱う領事部は三元橋近くの南銀大廈2Fにある。領事部に入る前にパスポートチェックがあり、インターホンで用件を伝え、ドアロックを解除してもらう。10年用の申請書をもらい記入して提出すると、戸籍謄本(抄本)の有無を聞かれることもなくあっさりと受理され(受理されたのか?)、一週間後に受け取れるとのこと。パスポート預かり書はもらったものの、旅券番号が書いていないので、一時的に身分証明書がなくなったのと同じである。むむむ、この一週間は両替が出来ないということか。事務員に聞くのを忘れたが居留許可証はどうなるんだろ。大学の留学生事務室のおばちゃんは前のパスポートをもらってきて、公安局にて手続きをすれば問題ないといっていたが・・・。
 これからパスポートを更新する人が注意すべきは、今年の3月20日にIC旅券が導入されたことにより、写真の規定が変わったことだろう。以前より顔を大きく撮る必要がある。*1僕はそのことを申請前日に知り、慌てて(慌てることもなかったのだが・・・)写真を取り直した。写真屋さんにてパスポートサイズ(45mm×35mm)を8枚で25元也。お店の小姐は頼みもしないのに、パソコンにて、はみ出した後ろの髪の毛を消したり、顔のてかりを抑えてくれたりと勝手に修正をしてくれた。でもまあ男前には流石にしてくれない・・・。顔の大きさはばっちりいきやした。
 ちなみに更新料金は1140元(5年の旅券は790元)と日本で申請するより若干高いが、日本での高い交通費を考えると(実家は田舎にあるのでね・・・)、結局更新のために使うお金はそんなに変わらんなと。北京だと「我が家〜領事部」の往復交通費はたったの4元ですぜ。「非空巴士」*2だけど。
 アリガトウ、そしてサヨウナラ・・・僕の第二代目のパスポート君!




*1:顔の縦の長さが34mm±2mm

*2:エアコンなしバス