服務員

 本日は睡眠時間2時間半也。世界杯を見て、午前中に病院に行って、昼は友達と食事をする予定だったからである。今回の検査結果は、遂に「没問題!」ということで、やっと酒が飲める!と喜んだのも束の間、余っている薬を飲み終わってから解禁ということに・・・。あ〜あ、あと3日分もあるよ。とほほ。今日はもうひとつ当初初診の際に行われるはずだった検査も行われ、それでも異常は見つからなかった・・・が、その検査の痛いこと痛いこと。死ぬかと思った。健康の大切さを思い知らされました。今後ちょっとは節制しやす。
 いつもより早く病院に行ったものの、検査に思ったよりも手間取り(普段より患者さんが多かった)、五道口のイタリアンレストラン「Tafi」に慌てていかねばならなかった。「Tafi」では29元ランチビュッフェをやっており、リフィル可能なコーヒー付きでかなりお得。友達から味などの話は聞いていたが、パスタもピザも思った以上に美味しく、僕的には南瓜スープがさいこ〜。てなわけでお客さんもかなり来ていた。また行きたいな。
 続いて韓国系カフェ「LION KING」にてまた〜りと時間を過ごす。今日は是非とも食べたい物があったのだ。韓国の夏といえばこれでしょう・・・そうです、팥빙수(パッピンス)!*1 この前、香港系のレストランカフェで食べた「紅豆氷沙」*2は最悪で、味のない小豆はないだろう。氷に味が付いているわけじゃないんだし・・・。この失望感を癒してくれるのは「LION KING」のパッピンスしかあるまい。「LION KING」のパッピンスは僕の期待に違わず味がきちんと付いており、満足満足。ぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが韓国式で、氷も日本のカキ氷に比べると荒めで少々大きめ。友達はコーヒーカキ氷を注文し、こちらはさっぱりとしていて、パッピンスの味がくどく感じたときのスプーン休めとして丁度いいかも。共に30元也。それにしても個室って他の人にあまり邪魔されずにお喋りが出来るので、ついつい長居をしてしまう。結局夕飯はそこで食べたしw


 ここからが本題(?)。「Tafi」にて食事中にウェートレスを呼ぶ際に「小姐」と呼びかけた後、ここは北京だったなと思い出し「服務員」と呼び直した。ここ最近(ここ1年2年?)、北京のレストランでは「小姐」という呼びかけがめっきり聞かれなくなった。皆、「服務員兒!」(er化ですぞ!)と呼びかける。「小姐」は水商売などのお姉ちゃん(所謂、三陪小姐)のイメージがあるということで、広東省あたりからレストランで段々使われなくなっていったのだが、上海ではまだ使われており(僕の勘違い?)、先月上海滞在中はずっと「小姐」とウェートレスを呼んでいた。まあ、ある人がウェートレスを「小姐」と呼んで、そのウェートレスの彼氏から刺されたなんていう事件もあったらしいので、「服務員」と呼んだほうが無難ですな。
 「服務員」と呼ぶ利点は男女に関わらず使える、つまりウェーター、ウェートレス両方に対しての呼びかけに使えるということである。ウェーターを「小二」なんて今更呼ぶわけにもいかないしね。無論、「先生」と呼んでも良いが。
 韓国では若いウェートレスだと「아가씨(アガシ)」、おばちゃんだと「아줌마(アジュマ)」と呼ぶが、年齢が微妙だとどちらで呼んでいいものかと悩む。そこで登場するのが「저기요(チョギヨ〜)」である。韓国でも「아가씨(アガシ)」は「小姐」と同じような響きがあるようで、もっぱら「저기요(チョギヨ〜)」と呼びかけるのが普通である。「저기요(チョギヨ〜)」は直訳すると「あっちです」ということになるが、「あの〜」というニュアンスで、店員などに呼びかける際に使える。無論、「こっちです」という意味の「여기요(ヨギヨ〜)」と言っても良い。
 日本ではウェートレスを呼ぶ際、使われるのは「すみませ〜ん」で、「お嬢さん」なんて呼びかけるのは、うちの父親くらいだろうw ホンマに「すみません」って便利な言葉やな〜。



*1:小豆カキ氷

*2:小豆カキ氷