艾滋病

 今日の日記のタイトルは「エイズ」であります。かつては「愛滋病」とも書かれたが、愛し合って病気ではまずいのではというような理由で、今は「艾滋病」と書かれるのが普通である。北京市衛生局によると、今年の1月から10月までにHIV感染者・エイズ患者の新たな届出が633件あったそうで、うち130件が北京市民で、491件が北京市以外の住民で、12件が外国人であるとのこと。累計では3462件(北京市民:686件、北京市以外の中国人:2634件、外国人:142件)ということになったらしい。
 この数字が多いのか少ないのか分からないので、とりあえず日本の東京と比べてみると、昨年東京都では、エイズ患者・HIV感染者合わせて417件の届出があったそうで、東京都公式ページによると、今年は10月1日までに332件となり、昨年を上回るペースで増加し、過去最多を更新する勢いとのこと。北京の方が人口が多いので、東京より北京の方が感染者が断然多いとは言えないが、比率にしても東京を上回る感じ。北京に会社の慰安旅行などで来て買春しようとするおじさまが多いけど、大丈夫でっか?
 エイズ対策として有効なのがコンドームの使用であることは言うまでもなく、ここ2年くらいの間に北京の団地近くには「安全套售賣機」*1が設置されている。我が家の近くにもあるので見てみると、販売機にそこそこ大きい文字で「男子漢」*2という商品名が書いてあり、上部にコイン投入口があり、「1元で1個。5角コイン、1角コインは使用不可」とのこと。札を入れる所はないときた。コイン嫌いの北京でありますから、これでは誰も買わんというか買えんだろう。日よけがなくふきっさらしなので自販機は陽光をずっと浴びているわけだが、ゴムの劣化とかチェックしているのかしらん・・・。北京でコンドーム買うなら、Watson'sで買うのをお勧めします。種類もいろいろあるし、日本製もあるしね〜。





*1:コンドーム販売機

*2:「漢」と書いて「オトコ」と読ませるあれですな