中国当代美術

wenhuadageming2006-04-10

 前々回の日記で書いた「望京」に中央美術学院が王府井から移ってきて以来、馬六明や王慶松など多くの芸術家達が望京付近に引っ越してきている。また望京から東に少し行くと北京のアートシーンを引っ張る「大山子芸術区」がある。中国の現代アートに興味がある方は「大山子」に行ってみては如何でせふか。「大山子芸術区」はもともと1950年代に建てられた798国営電子廠を中心とした工場地区で、改革解放以後、営業を停止した工場を借り受け画廊やアトリエとしたことから、芸術地区として発展していくことになった。アート関連の本を売っているブックショップや洒落たレストラン、カフェもあるので、ちょっと「芸術」したくなった時におすすめ。ただ、月曜日は大抵の画廊がお休みなので、月曜日は避けるべし。
 また、ちょいと宣伝になるが(?)、4月12日から16日まで国際貿易センター(国貿)にて、今年で三回目を迎える「2006年中国国際画廊博覧会」が開かれる。上海の現代美術界をリードする「Shanghart(香格納画廊)」や北京の「Red Gate Gallery(紅門画廊)」など中国各地の有名どころの画廊は勿論、韓国や日本からも多数の画廊が参加する。去年は王菲フェイ・ウォン)や張鉄林*1といった芸能人も来場し別の意味でも盛り上がった。今年も僕はとある東京の画廊のお手伝いをすることになったので、暇と金をもてあましている方はブースNo.C-43に来て作品を買ってやって下さい。お願いしますw まあ買う買わない買えないは別にしてチャイニーズ・アートの今を知る絶好のチャンスなので、お見逃しなく。ただ仮に見逃したとしても、5月には上海でも同じような展覧会があるのだけど・・・。ちなみに入場料は50元位っす。
 




*1:テレビドラマ『環珠格格』の皇帝役の人