春節

　もう二月になっちゃいましたが・・・明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。やっと帰ってまいりました。北京は相変わらずどんよりとしていて、ほこりっぽいですなあ〜。
　大年除夕（旧正月の一日前）の夜に帰ってきたのだけど、19時頃の北京ではすでにあちこちでフライング気味に爆竹や花火が打ち上げられていた。13年ぶりの爆竹解禁にもう待ちきれないといった感じだろう。またあちこちに臨時の爆竹・花火販売所が設けられており、箱毎買っていく人もチラホラ。
　家に帰りついた後、軽く飯を食って、打ち上げている花火を窓から眺める。窓を開けると火薬の臭いが漂ってきた。今回もまた、CCTV-1のつまらん『春節晩会』を見て年越しかなと思ったが、幸いにもブンデスリーガの中継があったのでそれを見つつ「過年」することにした。日本滞在中の疲れがどっと押し寄せてきたのであろうか、知らず知らずウトウト。どのくらいの時間がたったのだろう、外から物凄く大きな音が聞こえてくるではないか。バリバリバリ！ド〜ン、ド〜ン！　そして、爆竹音に呼応して鳴る自動車のアラーム音・・・。時計を見ると12時を指していた。「新年到了〜〜！」といった感慨もなく、ただ眠いばかりの僕は、テレビと電気を消してさっさとベッドにもぐりこんだ。不思議と外の激しい爆竹音や打ち上げ花火の音も気にならず眠りに付いた。こう言ってしまっては元も子もないが、花火はやはり夏が似合う。