報紙

 強い北風が吹き始め、北京も遂に本格的に冬入りと言った感じ。今週の木曜日には雪が降る可能性があるとか。積もることはないだろうけど、北京も雪にはそんなに強い都市じゃないだけに少々不安やなあ。
 今日の日記のネタは新聞。新聞は中国人には欠かせないアイテムでしょう。仕事の無い(あってもしない?)暇な事務員は一日中新聞を読んで過ごしているから。また、どこかに座る際に新聞は敷物にはや代わり。日本の高校生が地べたに直接座るのより衛生的か? で、この日記を書くのにネタを提供してくれる日刊の新聞『新京報』はいくらでしょう? 驚く無かれ(?)たったの1元也。薄っぺらい新聞だったら5角(0.5元)からある。中国では多種多様の新聞が発行されている。軍事新聞、経済新聞、英字新聞、娯楽新聞はたまた女性の犯罪ばかりを集めた新聞、怪談ばかりを載せた新聞などなど。軍事新聞には例によって「日軍」「自衛隊」の文字が沢山躍ってやす。あまりの新聞の種類の多さに、ブックスタンドに並べてある新聞を見るにつけ、みんな採算取れているのかこちらが心配になるw お勧めの新聞は汚職問題や品質問題など社会問題を集中的に調査する『南方周末』。名前は週末だが、発行されるのは毎週木曜日で1.5元也。ちょっと紙面が大きいのが玉に瑕だが、読み応えは十分・・・・・・というか十分すぎてよく分からない!? 
 ちなみに中国では新聞配達をするのは郵便局員の仕事である。新聞を配達してもらいたければ郵便局に行き、読みたい新聞を指定し、読みたい期間分の料金を先払いする必要がある。無論、新聞社のサービスセンターに電話を掛けて定期購読を申し込んでもよい。この方法でも先にお金を振り込む必要あり。また郵便局では雑誌の海外発送もやっているので、中国に旅行中に面白い月刊、季刊雑誌を発見し、定期購読したい場合は郵便局で手続きをしてみては如何でしょう?