不要随地吐痰

 課題のレポートはかなりの修正と追加を加えないといけないことになり少々鬱だ〜。加油!>俺
 日本人向けの情報誌は色々とあり、とある不動産会社が宣伝をかねて発行している「SUPER CiTY」もそのひとつである。その雑誌の広告を眺めていると「GRAND SLAM」なる会社が車チャーターサービスをしているとある。ふむふむ。韓国現代のソナタが1日600元で、ベンツS500が1日2500元ねえ。そんなものかねえ。で、その広告の注意書きに


運転手付きです。運転手は

  1. 安全運転第一
  2. 清潔ネクタイ着用
  3. 痰を吐かない

をお約束します。


と書いてある。3番目の約束はなんやねんな〜w 笑わすなあ。中国の方は老若男女を問わず皆、痰を吐くのが大好きなので、道が汚いこと汚いこと。日本では道路の端を歩けと言われるが、歩道橋や歩道で端のほうを歩いていると、確実に痰を踏むこととなる。大阪・日本橋の電気街辺りの裏通りを思い出してしまうのは僕だけ? 街中の標語やバス、地下鉄の中のアナウンスで必ず聞かれるのが「不要随地吐痰」。つまりどこでもかしこでも痰を吐くなということだが、北京オリンピックまでに「不要随地吐痰」は守られるのだろうか。現状から考えるに恐らく無理かなあと・・・。
 空気がとても汚れているから、痰を吐き、鼻をかみたくなるのは分からんでもないが、街がどんどん汚くなりますぜ。それに若い姉ちゃんが手で片鼻を押さえて鼻水をブンと出したのを見た日にゃ、いけないものを見てしまった感じがしてその日一日が鬱になってしまう。また以前、同じ講義を取っていた学部で1,2を争う美人の学生が講義中に教室の端でカーッペッと痰を吐いたときには百年の恋も一遍に冷めやした・・・○| ̄|_
 北京の長距離バスターミナルでは見たことが無いが、地方都市で痰壺がおいてあるバスターミナルがあった。以前、長距離バスターミナル待合室で椅子に座ると、すぐ横にひょろ長い棒が付いた蓋付きの平たい壺があり、他を見渡すと同じように茶色の壺がおいてあった。はじめて見るものだったので、何に使うのか分からず思案していると、初老の男性が僕の方に近づいてきた。何事か!と少し身構えると男性はおもむろに僕の隣にある棒を持って壺の蓋を開け、痰を吐くではないか! 見なきゃいいのに壺の中身を見て更に気持ち悪くなった・・・。とはいえ痰壺が如何なる物かが分かりよかったといえる。また痰壺を見る日はいつであろうか。