爵士屋
北京・三里屯バーストリートに爆風スランプのファンキー末吉が開いたお店「Jazz.ya」。10年以上も続く老舗の(?)日系のバーである。東京の六本木にも“支店”があるそうだ。二、三年振りにJazz.yaを訪れてみると全く様変わりして驚いた。以前併設されていた「飯屋」*1や「牛屋」がなくなり、全てがJazz.yaになったようだ。
どうも居心地が悪かった。気軽に入れないような雰囲気と、ちょいと高級感を出した内装が、他のそこらの三里屯のバーとは違いますよ!と主張しているようだった。以前はアングラとは言わないが、小汚い感じの店内。そこに流れるジャズ。インディーズの歌手、バンドのライヴで話もろくに出来ない他のバーみたいにいるだけで疲れることもなかった(もう、おじさんですな・・・)。まあ、そこは友人、彼女との思い出がある場所だから、Jazz.yaの変化に戸惑い、違和感を感じたのかもしれない。
以前は存在した日本酒ベースの鶏尾酒*2「サムライ・ロック」がメニューからなくなっていたので、作ってもらえるか聞いてみたところ、作れるとのことで注文。40元とは値上がりしてませんか〜。早速、目の前にサムライ・ロックが置かれる・・・少し口に含んでみる。こんな味だったかな? 遠い昔の記憶を辿ってみるが、もはや曖昧となってしまっている味の記憶は、彼女との思い出と共に鍵のかかった机の引き出しの中に入り込んでしまったのかもしれない・・・。
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