交通規則

 急に文書作成ソフト「紙」が使えなくなった。原因不明。この日記の下書きやちょっとしたメモは全て「紙」で書いていたからかなり不便だ〜。
 今日は本屋で北京のレストラン案内の本や『三国志』の遺跡名所に関する本などを購入した後、自転車でフラフラ。交差点で白バイが後ろから来ていたのに気付いたが、二段階左折*1をせず斜めに突っ切った。勿論、白バイは何も言ってこなかった。そのまま自転車専用道を走っていると、前からバイクが逆走してきた。白バイとバイクはすれ違ったものの、白バイは何の反応も見せず・・・。そして歩道の上を別のバイクが走ってきた。その白バイはというと、皆さん御察しの様にそのまま素通り。何のための交通警察? 恐らくその白バイは道路を走ってドライバーに緊張感を与えるのが仕事だったのでしょう。自分の仕事の範囲を超えて、他の仕事をすると何が起こるか分からないので、賢明な判断でしたねw
 基本的に交通警察は歩行者が赤信号を無視したり、道路を無茶苦茶に横断したりすることに対しては注意しない。自転車に対しても大体同じで、一回二人乗りしていた人が注意されたのにそのまま走っていこうとしたところ捕まって、警官に説教されていたところを見ただけだ。厳しく取り締まられると赤信号をしょっちゅう無視する僕も捕まってしまうのだけど・・・。
 うるさく管理したがるのは交差点に立っている「交通協管」なるおじさん、おばさんである。旗とホイッスルで交通ルールを無視しようとする歩行者と自転車を厳しく監視して、交通ルール無視をさせないようにするのが役目である。でも、人によっては赤信号なのに旗で「行け」の合図をして、歩行者、自転車に信号無視をするように促すからたちが悪いw しかして普通の人にちょっとしたしょうもない権力を与えるとすぐ威張りちらすのはどこの国でも同じですかねえ。
 あと中国は交通ルールを変えるべきだと思う。特に自動車の赤信号での右折ルールを。赤信号でも基本的に右折は可能*2だから、横断歩道の信号機が青に変わっても、車がひっきりなしに曲がってきて、いつまで経っても渡れないということもしばしば(横断歩道に歩行者がいても車は止まってはくれない!)。初めて中国に来たときこのルールを知らず、危うくバスに轢かれそうになったしなあ・・・。また青信号の点灯時間もかなり短いから、下手すると道の真ん中で赤信号に変わり、次にまた青信号に変わるのを待たねばならない。まあ中国の方々は積極的に赤信号で渡り始め、自ら進んで道路の真ん中で向こうに渡る機会を狙ってますがw
 閑話休題。薄着で外に出てしまったこともあり、北風の寒さに耐えられず星巴克*3で一休み。おや?前回売ってなかったアニバーサリーブレンドのコーヒー豆が売っているじゃあ〜りませんか。他のと比べると90元と少々高めだったが、美味しいコーヒーが飲みたかったのでサクッとゲット。というか旨いのこれ? いつもは自分の手で豆を挽くのだが、かなり疲れるので今回は店屋で挽いてもらった。自分でコーヒーを沸かすとなかなか安定した味が出せませぬ。まあ店屋を開くわけでないのだからそれはそれでまた良いのだろうけど。北京に来てからコーヒー豆からコーヒーを沸かし始めたので、まだまだ修行が足らないということですね。家でコーヒーを沸かして飲むというのは普通のことだけど、自分の生活がちょっとだけ豊かになったような気がするから不思議であります。
 家に帰る前にセブン・イレブンに立ち寄り、おでんとビールを買って夕食にした。アニバーサリーブレンドコーヒーは明日飲も〜っと。


*1:中国は右側通行

*2:中国は右側通行

*3:スターバックス