職業摔跤

 台湾には羨ましいことにプロレス専門チャンネルがある。そのことを「吟遊詩人的院子」の2005年10月2日の記事(日記)を見て思い出してしまった。いいよなあ・・・。
 このチャンネルはZ CHANNELと言うのだが、初めてこの番組を見たとき、「何で日本のプロレス放送してんの?」ってめちゃめちゃ驚いた。しかも、見たのは台湾でではなく、カンボジアであった。去年のことである。泊まったゲストハウスでは海外番組が見られ、米国のHBOは勿論、日本のNHK、中国のCCTV-4、香港の鳳凰電視台、韓国のアリランなど、さまざまな番組が見られた。そんな中、毎晩、アサヒ・スーパードライやABCビールを片手に見ていたのはZ CHANNEL。全日、全女、新日などの試合を垂れ流していたのであった。致命的大怪我をする前のハヤブサのインタビューに、冬木弘道の映像も・・・。
 ハヤブサ新崎人生のタッグ、ノーフィアー、聖鬼軍と言った古いものばかりだったが、「天山広吉がまだ山本広吉でひょろひょろだよ〜」、「ファイヤーバードスプラッシュすげ〜格好ええ〜」、「田上がちゃんと動いてる!」などと、ノアが旗揚げされた頃からプロレスを見始めた僕にとってはとても新鮮だった。放送された試合は、大体有名どころのレスラーみんなが若く油の乗り切った時期のもので、全日のガチンコテイストの試合は見ていて感服でござった! 何でこんなに面白いものを昔見ていなかったのかと非常に悔やまれたものだ。その時、三沢vs川田の試合見たいなあと思っていたら、今年の夏に実現したからそれもまた驚き。
 観光を終えた後、夜に試合を見るのが楽しみではあったが、「吟遊詩人的院子」の2005年10月2日の記事(日記)のように、人名や技の名前がどのように訳されているかを見るのも楽しみにしていた。
 アジャ・コングが「黒金剛」、エル・サムライが「大武士」
パワーボムが「爆弾」、キャメルクラッチが「駱駝固定」、バックドロップが「岩石落下技」、ラリアットが「金肘勾」、タイガードライバーが「虎形螺絲」などなど。アジャ・コングが「黒金剛」とは・・・(´・ω・)カワイソスEricaたん。あと、ジャーマン・スープレックス・ホールドが「原爆固定」と訳されてたのは、やっぱり日本語の「原爆固め」からですか? じゃあなぜ、「原子弾固定」ではないんだという疑問が湧くが、ほっときましょ。ジャーマン・スープレックス・ホールドがなぜ日本語で「原爆固め」と言われるのかは、こちらの「カール・ゴッチの原爆固め」のHPをご覧下さい。
 そういえば新日の中国遠征まだー? 去年、草間社長(当時)が一ヶ月位中国サーキット行うって言ってなかったっけ? まあ、今の新日見てもつまらんからもう来なくていいけどね・・・。今、僕がみたいのは「ハッスル」だ〜! インリン様、大陸に来ておくれ〜。