中成薬

カツ(草冠に霍)香正気

 中成薬とは漢方薬を錠剤や粉末にしたもので、お医者さんにかかって漢方薬を作ってもらって、自宅で煮たりする必要も無く、一般の薬局で買えて便利便利。所謂、漢方入りの普通のお薬ですな。
 SARSが猛威を振るっていたとき「板藍根」という中成薬が効果があるってことで、どこも品切れになったのでありますが、無論SARSの予防に効く訳でも無く、暫くしたら「板藍根」騒動も収まった。とはいえこの「板藍根」は風邪の予防にいいみたいです。副作用もほとんどないとか。
 昨日は最高気温が21度ともうすっかり秋になった北京ですが、冬用の布団を出すのが面倒だったのと、酒呑んで身体が温まっていたこともあり、ゴザをひいたままのベッドに、タオルケット一枚で寝てしまった。朝腹が痛くて目が覚めトイレへGo! 最悪です。固まってません・・・。ここ何日か鼻水が出て、便も軟らかかったので、今回の下痢で風邪確定!といったところですね・・・。
 そこで登場するのが「カツ(草冠に霍)香正気」なる中成薬。これは効きます。日本から持ってきた正露丸ビオフェルミンがお話にならない時に、一日で下痢を直してくれました。ホンマに感謝感謝。吐き気、悪寒、発熱、下痢、腹痛などに効果があると説明書に書いてあります。値段は写真の30粒入りで20〜30元位だったかな? カプセルタイプのと液体タイプのがありますが、とても苦く何ともいえない臭いがするので、カプセルタイプをお薦めしたい。
 今回も一発で直してくれますように・・・。