韓流

 中国での韓流もすさまじいもので、昼夜どこかのテレビ局で必ず韓国ドラマが放送されている。湖南電視台が最近中国で初めて李英愛(イ・ヨンエ)主演の『大長今』の放送を開始。とても見たいのだが、我が家のケーブルTVでは湖南電視台は見られず(涙)。でも代わりに北京電視台3で『明朗少女成功記』が放送されていることに気付き、嬉々として毎日見ている。このドラマは確か韓国では二年前に放送されたドラマで、たまたま韓国で見たときチャン・ナラの言う「アジョッシ!(おじさんという意味)」がとても印象的だった。中国語では「叔叔」と訳され、全羅道なまりも上手く表現されてないのでかなり残念だけど、チャン・ナラ(役柄)の魅力が減るわけでもなく、僕の心を鷲づかみ〜。今日、夢の中まで出てたよ。ははは。
 実生活において「アジョッシ」と初めて言われたときは、かなりこたえた。当時23歳かな。地下鉄でただ乗りしようと改札ゲートを潜ろうとしてた二人組みの女子中学生に言われた。一人がもたもたしていたので、もう一人が「後ろにアジョッシがいるよ〜」って。これはまだ直接呼ばれたわけじゃないからまだマシだが、駅前でOL風の若い姉ちゃんに道を聞かれた時には、僕が質問されていることに気付かなかったこともあり、「アジョッシ、アジョッシ」と連呼された_| ̄|○ 北京の天壇公園で年配の韓国人旅行者に写真を頼まれたときは「学生」って言われたのに〜。若い姉ちゃんはみんな男の人を「アジョッシ」って呼ぶのね・・・後で知りました。でも、やっぱり未だに「アジョッシ」には慣れんなあ・・・。