酷企鵝

 今日知ったこと。バスケットボール世界選手権のマスコットキャラクターがバッドばつ丸であること。そして、そのバッドばつ丸がペンギンであること。こちらで大会関連のCMにて、ばつ丸が姚明*1(のキャラクター)とバスケ対決などをして絡んでいるのを何度も見たのだが、あれがバッドばつ丸とは分からんかった_| ̄|○ il||li 中国ではバッドばつ丸は「酷企鵝」つまり、クールな(かっこいい)ペンギンと言う風に呼ばれているようだ。「三麗鴎」*2の台湾のホームページ(ここから入って見て下され)にもそう書いてあるが、ばつ丸は「酷」かいなw どちらかというと「淘氣」*3なんとちゃいますか?
 中国語でペンギンは「企鵝」(和名は「人鳥(ジンチョウ)」というらしい)というのだが、何故、「企鵝」と呼ぶのか? 「鵝」はガチョウのことだが、この「企」は何だろう。『漢語大詞典』を引くと、「企」はまず「その1.つま先立ちをする」とある。でもペンギンはつま先立ちなんてしないだろうと思い、次を見ると「その2.立つ、直立する」とあり、ビンゴガルー! ペンギンがガチョウであるかどうかは別にして、「直立する鳥」であることには間違いないから。ただ、『漢語大詞典』の「企鵝」の項の説明の終わりに「在陸地上直立時象有所企望的様子」とあり、直立しているときに何かを考えているような感じで、それがあたかも何かを望み、期待している(「企望」)ように見えるということも「企」が使われている理由なのかもしれない。
 閑話休題。大会は準決勝が行われ、アメリカのディフェンスがギリシャの華麗なオフェンスに切り刻まれてしまった。後半アメリカは何故ビッグマンを使わなかったのだろう。見たかった「ベイビー・シャック」はギリシャのスターター・センターがファールトラブルで早々とベンチに引っ込み、ファースト・クオーター半ばで登場。あの身体でよくあんなに素早く動けるもんだと感心しきりですた。ハワードとの直接対決は、ハワードが前半のみしか出場させてもらえず、あまり絡まなかったったため引き分け? もうちょっと見たかったな。残念・・・。「ベイビー・シャック」は洛杉磯 快船隊*4に入団が決まっているそうなので、来シーズンNBAでの対決に期待しよう。でも、「ベイビー・シャック」はとりあえずケイマンの控えか?
 チームの完成度の違いからアメリカの敗退はある程度予想が出来たが(個人的にギリシャに注目し、応援していたこともあるが・・・)、アルゼンチンがスペインに負けてしまうとは! スペインは勝つには勝ったが、ガソルが怪我で決勝に出場可能か分からないらしいので、決勝はギリシャワンサイドゲームになっちゃいそうなことから、選手のモチベーションは低いだろうが、俄然アメリカvsアルゼンチンの3位決定戦に注目してしまいそうな自分が・・・。ミーハーですんません。
 そういえばギリシャの選手がアメリカに勝った瞬間にボールを観客席に蹴り入れたが、あれは問題にならないんだろうか?(観客席には入らなかったのか?)




 

*1:ヤオ・ミン

*2:サンリオ

*3:やんちゃ

*4:ロサンゼルス・クリッパーズ