海嘯

 「アマゾン川で/・・・?」 ピンポーン 「ポロロッカ!」 そのポイントで押して正解する西村、恐るべし。松本城に逝って水津に思いを馳せたのも今や昔・・・。
 で、このポロロッカとは満月と新月の大潮のときに発生する、アマゾン川大逆流現象のことだが、日本語で言えば「海嘯」と。中国では杭州の銭塘江のものが有名で、以前、中秋に六和塔から眺めたのだが、その年は中秋の一日前が波のピークだったみたいで、小さな波しか見られなかった。ガク〜リ。
 「印度洋海嘯」の様に、中国語では津波は「海嘯(hai3xiao4)」と言われるのだが、そんな漢字は日本で見聞きした事が無い。でも、辞書によると昭和初期までは日本でも津波の事を「海嘯(かいしょう)」と呼んでいたそうで、まさに目からうろこ?寝耳に水?
 こういった漢語(吃驚なども)は自分の日本語のブラッシュアップというか、日本語の知識を増やすきっかけを作ってくれる。中国語的な意訳単語も同じ。例えば地名とか。パキスタン地震が起きたことに伴い、最近よく耳にする単語に「伊斯蘭堡」がある。パキスタンの首都・イスラマバードのこと。イスラマバードは「イスラムの都」という意味だから「伊斯蘭堡」と訳されるのか〜と納得。
 しょうもない知識・雑学が増えるのが一番楽しいです。