IP電話カード

IPカード

 日本の友人に電話を掛け、国際電話なのに値段安いなと言われた。そういわれればそうかもしれない。でも、スカイプやMSNメッセンジャーを使うよりは勿論高い。北京から海外、国内長距離電話を掛ける際、僕らが使うのはIP電話カード。インターネット回線を使った通話なので、音質はイマイチな感じがすることもあるが、4年前に比べると格段に性能アップ。途中で切れることもないです。
 聯通、鉄通、網通など様々な種類のIPカードがある中、僕が普段使うのは「中国移動IP電話カード(17950)」であります。中国最大手の携帯電話サービス会社・中国移動通信(チャイナモバイル)のIP電話カード。安売りで日本に40分程電話が掛けられるカードが35元(450円位)。16桁のカード番号と四桁のパスワードを入力する面倒臭さはあるものの、慣れればなんのことはないです。
 もうひとつ毎回この番号入力から解放されるIPカードもあります。やり方は日本のプリペイド携帯の通話料入金方法と同じと思って差し支えないでしょう。お金を先に入れ込んでしまえば、後は楽ちん。中国移動のカードなら「17951+0081+日本の電話番号(市外局番の0を取る)」で使えるようになります。このIPカード(17951)は普通のIPカード(17950)より少々高いですが、面倒臭さから解放されるメリットもあるので、どちらがいいかは使う人の考え次第ですね。
 まあ、難点としては北京では公衆電話からだと、この「中国移動IP電話カード」は使えないということですかな。上海では使えるのにね・・・。でも最近「中国網通(CNC)」のIP電話カードはCNCの公衆電話からは使えるとかいう話。でもCNCのIPカードは中国移動IPカードと同じ値段で日本まで30分位しか話せないんだよねえ。
 
(番外)
 日本に帰国した際、携帯電話がない僕は、KDDIのSUPER WORLD CARDを使い、空港の公衆電話から友人と連絡をとってます。普通のテレホンカードを使って携帯電話に電話を掛けると、度数がどんどん驚異的なスピードで減っていき目も当てられないではないですか。またこのカードはIDCのカードと違い国内・国際電話の両方が掛けられるというのがいいですね。