何でも奪うのは・・・

 暑かった。帽子もかぶらずに外をチャリでフラフラ。街頭の温度計を見ると40度を示していた。やっとられん。
 電話代を払い、7月9日の列車のチケットを買う。北京では一般的に三日前からしか発売しないので、旅行会社とかホテルのフロントで予約しておくのが賢いのだが、たかだか(?)30元程度の手数料をケチり、売り切れないだろうと高をくくっていたのがあだになり、希望のチケットは取れなかった。二等寝台はともかく一等寝台まで売り切れとは・・・。みんな僕と同じところに旅行するつもりなの? 上手い具合に乗り継げたらいいけど・・・。
 チケット買うときに隣にいたおじさんが、東シナ海の油田開発調査に関するニュースの見出しをチラッと見ただけで一言:「日本は何でも奪いたがる」と。
 へえ、そうですか? 中国から見たらそうなのかもしれないけど、僕から見たら中国こそ何でも奪い取ろうとしているし、実際奪い取ってるやんって感じる。
 奪い取るのは土地だけじゃなく、歴史や文化もね。チべっトやタイわン、高句麗歴史編入問題なんてその典型でしょう。「サッカーの起源は中国」だとFIFAに認めさせたのもある意味文化奪取の一部なのかもね〜。